育さぽライター
Jul 1, 2025
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「周りの子はもうオムツが外れたのに、うちの子はまだ…」
「声をかけても全然トイレに行きたがらない」
「一度成功したのに、またオムツに戻ってしまった」
そんなふうに、トイレトレーニングがうまく進まず悩んでいませんか?
誰もが通る道とは言え、いざ自分の子のこととなると、どうしても焦ったり、自分を責めてしまったりするものです。
でも、大丈夫。トイレトレーニングには正解も期限もありません。この記事では、トイレトレーニングがうまくいかない理由や、スムーズに進めるための工夫、そして焦りを和らげる心の持ち方についてお話します。
排尿を我慢したり、自分で意思を伝えたりするには、膀胱の発達や言語能力が必要です。
目安としては、次のようなサインが出てから始めるのがおすすめです。
これらがまだ見られない場合は、時期尚早かもしれません。もう少し待ってあげてもいいんです。
2~3歳は自我が芽生え、「なんでもイヤ!」の時期。トイレに誘うこと自体がストレスになることもあります。無理やり座らせたり、怒ったりすると、トイレに対して「嫌なもの」という印象を与えてしまうことに。
保育園や周りのママたちから「もうパンツになったよ!」という話を聞くと、つい焦ってしまいがち。
でも、他の子と比べても意味はありません。お子さんはあなたの子。比べるべきは「昨日の我が子」です。
無理に進めても親子ともにストレスがたまります。思い切って一度中断してもOK!数週間〜数ヶ月後に再開すると、あっさり成功することもよくあります。
オマルや補助便座を選ばせたり、トイレにお気に入りのシールを貼ったり。トイレが「楽しい」「安心できる場所」になるよう工夫しましょう。おまるやパンツにキャラクターを使うのも効果的です。
「トイレでできたね!すごいね!」と、成功体験に注目することで、自信につながります。逆に失敗しても、「大丈夫。次頑張ろうね」とさらっと流しましょう。
「トイレ行こう!」ではなく、「おしっこ出そうだったら教えてね」「ママ、ちょっとトイレ行ってくるね」とさりげない声かけに切り替えると、子どもも自然に意識し始めます。
夜間のおむつ外れは、膀胱の発達や深い眠りが取れるかに関わってきます。まずは日中にトイレに行けるようになることを目指しましょう。
トイレトレーニングがうまくいかないと、「私の教え方が悪いのかな…」「このままずっとオムツだったらどうしよう」と不安になることもあるかもしれません。
でも、子どもには子どものペースがあります。
誰かが早く外れたからといって、それが「優秀」なわけではありません。
大切なのは、親子の関係が壊れずに、自然な形で進められること。
焦らず、比べず、楽しみながら。
トイレトレーニングがうまくいく日は、きっと来ます。
その日が来るまで、深呼吸して、今日も一歩ずつ進んでいきましょう。
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4歳と0歳の育児に奮闘中の2児の親です。
育児の大変さと喜びを日々実感しながら、夫婦で協力し合って子育てに取り組んでいます。
あなたの家庭にちょっとした気づきや、明日からできる行動のヒントになれば嬉しいです。育児は大変。でも、2人で乗り越えれば、笑顔でいられる時間が必ず増えていきますよ。
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