育さぽライター
May 15, 2025
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赤ちゃんが生後5〜6ヶ月を迎える頃、多くの家庭で始まるのが「離乳食」。
「いつ始めればいい?」「何から与えたらいいの?」と、不安や疑問が多い時期でもあります。
この記事では、初めての離乳食で失敗しないための5つのポイントを解説します。これから始めるママ・パパにとって安心できるガイドになるよう、わかりやすくまとめました。
離乳食は、赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べ物を摂りはじめる第一歩。
一般的に生後5〜6ヶ月頃からスタートし、この時期は「離乳食初期」または「ゴックン期」と呼ばれます。
特徴は以下の通りです
この時期は、「食べる練習」の期間であり、栄養の大部分はまだ母乳・ミルクから摂取します。
離乳食を始める最適なタイミングは、生後5〜6ヶ月頃で、以下のようなサインが出ているかが目安です。
これらのサインが揃っていれば、赤ちゃんは「食べる準備」ができています。焦らず、赤ちゃんの様子を見て判断しましょう。
離乳食の最初の一口は、「10倍がゆ(おかゆを水で10倍にのばしたもの)」が基本です。
ポイントは、粒が残らないほど滑らかにすりつぶすこと。
初日はティースプーン1さじだけ。少しずつ量や種類を増やしていきます。
▼10倍がゆの簡単レシピ
食物アレルギーのリスクを避けるため、新しい食材は1日1種類ずつ。また、初めての食材は平日の午前中に与えるのが基本です。
理由は、万が一アレルギー症状(発疹、嘔吐、下痢など)が出た場合、すぐに病院を受診できるようにするためです。
※必ず近場の病院の診察時間等を把握してから進めてください!
アレルギーが出やすい食材例
これらは不安であれば、医師と相談しながら、段階的に進めてください。
離乳食初期は、「栄養を摂る」よりも「食べる練習」が目的です。
1さじ食べて「もういらない」とそっぽを向く日もあります。そんなときは無理に与えず、赤ちゃんのペースを尊重しましょう。
個人差が大きいため、「うちの子、あんまり食べない…」と他の子と比べる必要はありません。
赤ちゃんはまだ免疫が未熟。離乳食で使う調理器具やスプーンは、毎回しっかり洗浄・消毒しましょう。
また、大人が味見に使ったスプーンを赤ちゃんの口に入れるのはNG。虫歯の原因菌や大人の細菌がうつる可能性があります。
Q1. 食べてくれない!どうすればいい?
👉 体調・眠気・お腹の空き具合など、赤ちゃんの機嫌によっては食べない日もあります。そんな日は無理せず翌日に再チャレンジ。
Q2. 作るのが大変…時短方法は?
👉 まとめて作って冷凍保存が便利。初期は冷凍キューブ(15ml〜30ml)を活用するとラクになります。
わが家では多めに作って、下記の容器で冷凍しています。
少し食べるようになると、30mlをおかゆ用、15mlを野菜やお魚で使用すると便利です。
Q3. 水分補給はどうする?
👉 母乳やミルクで十分ですが、慣れてきたら白湯や麦茶(ノンカフェイン)を少量ずつ与えてみてもOK。
離乳食初期(5〜6ヶ月)は、赤ちゃんが「食べる」という経験を積む大切なステップ。
失敗を恐れず、以下のポイントを意識して進めていきましょう。
🔹 タイミングを見極める
🔹 10倍がゆからスタート
🔹 アレルギー対策を徹底
🔹 ペースは赤ちゃんに合わせる
🔹 衛生管理を忘れずに
最初は戸惑うことも多いですが、赤ちゃんと一緒に成長していく気持ちで取り組めば大丈夫です。
不安なことがあれば、小児科医や栄養士に相談するのもおすすめです。
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